退職金のメリット

株式会社を設立するにあたっていろいろな決まり事を決めていくと思いますが、その中には退職金に関することも含まれているでしょう。
退職金を出すか出さないかは会社の経営状況にもよりますし、必ず出さなければならないものではありませんから、役員で協議して決めて構いません。
退職金と聞くとかなり大きな額になりますので、会社にとって負担になるというデメリットが思い浮かびますが、実はメリットもきちんとあります。
そこで今回は退職金制度を設けるメリットについてお話していきます。

まずはじめに退職金制度があるかどうかは求人情報にも記載されることがほとんどで、ハローワークの求人情報欄には必ず退職金の有無が記載されています。
見たことがある人も多いと思いますが、これがあるかないかで応募するかどうかの判断材料のひとつにした経験がある人もいるのではないでしょうか?
正社員として働く場合、ほとんどの人が長期的に勤務したいと望んでいるでしょうし、同じ条件で働くなら退職金があるほうで働きたいと考えるのが普通です。
したがって退職金制度を設けることによって求人が集まりやすくなりますので、優秀な人材を確保しやすいというメリットが生まれます。

また、退職金がもらえるまでの期間は働かないと損になりますから、長期間働いてくれるというメリットも生まれますから、良い人材を採用しやすいだけではないのです。
一般的に退職金は3年目から支給対象になるところが多いですが、その点の規定も役員で話し合って決めてください。

そして最初は経済的に退職金を準備できなかったとしても、経営が落ち着いてきてから退職金制度を設けても構いません。
その場合、現在働いている従業員にとっては大きなモチベーションになりますので、そこでもメリットが生まれます。
このように退職金はコストがかかるかもしれませんが、それ以上に優秀な人材を確保しやすいというメリットがあるので準備しておいて損はないでしょう。