設立時の注意点

近年、会社設立をしたいと考えている若い人が増えているそうですが、会社設立するとなるとほとんどの人が株式会社を選択すると思います。
株式会社にはいろいろなメリットがあって、たとえば知名度の高さによる信頼性や株式を発行できることによる資金調達の幅広さなどがよくあげられます。

しかしメリットばかりに目を向けていると思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性もありますので、デメリットの部分にも目を向けておかなければなりません。
そこでここでは株式会社設立時の注意点をお伝えしていきますので、これから会社設立を考えている人は参考にしてください。

はじめに株式会社に限らず会社設立するときには必ず会社名を決めますが、会社名を決めるときには必ず商号調査をしておいてください。
と言うのも、会社名は基本的に自由に決められますがすでに商号登録されている名前を使うことは禁止されているので、使用可能な会社名なのか確認しなければならないからです。
もし商号調査をしないまま登記申請をしてしまい、その時点で使えない会社名であったことが分かってしまうと、また最初からやり直しになってしまいます。
定款にも会社名を記載していますので、定款の書き換えもしなければなりませんし、会社名ひとつでとても面倒なことになりかねません。

次に税金についての注意点ですが、法人は毎年法人税を納めることが義務付けられていますが、個人事業主の納める所得税とは違って税率が利益によって変動するわけではありません。
ということは利益が出ていても税率は変わりませんが、赤字になっても変わらないということですから、メリットである反面デメリットにもなります。
赤字の繰越期間が長いとは言え、毎年赤字を出してしまってはいけませんし、税金の負担については必ず確認しておくべきです。

さらに株式会社は株式を発行できますが、その保有率によって会社での発言権が変わりますので、公開する場合はその点にも注意が必要です。